埼玉県指定無形民俗文化財。落合西光寺双盤念仏アーカイブス。このページは平成27年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)による成果物から作成しました。
埼玉県飯能市落合に伝わる「落合西光寺双盤念仏」。
大きな鉦と太鼓を打ち鳴らし、独特の節を付けた念仏(南無阿弥陀仏)を唱えるもので、僧侶が行う「引声念仏」から派生したといわれます。 落合の双盤念仏の特徴は鉦と太鼓の迫力ある応酬です。太鼓1張、鉦4枚の計5名の演奏者が息を合わせた演奏を行います。各地の双盤念仏は伝承が絶えてしまったところが多く、埼玉県内で現在行われているのは数か所にとどまっています。このアーカイブスは落合西光寺双盤念仏のわざと心を記録し、貴重な文化を次世代へと受け渡すために作成しました。
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